こんにちは!今回は、パンジー・ビオラの種まき豆知識を紹介します。
毎年どんどん新しい可愛い品種が生まれているパンジー・ビオラですが、
今年は種からの栽培にも挑戦してみませんか?
花をなが~く楽しむには、実は今が種まきのベストシーズンなんです!!!
8月~9月上旬に種をまいて上手く育つと秋から開花してくれるので、半年も花を楽しめます♪
逆に涼しくなってから種まきしよ~と種まきが遅れると、花が咲かないまま寒い冬を迎えてしまいます。
(筆者は昨年10月6日にビオラの種をまき、花が見れたのは4月4日でした…。)
そこで、真夏のパンジー・ビオラの種まき豆知識3つ+αを紹介します!
1.種まきは曇の日に!
種まきのベストシーズンといえど、
人間と同じくパンジー・ビオラの種にとってもこの気温は暑すぎてしまいます。
そのため、曇の日や比較的気温の下がる夕方に種まきすることで
種へのストレスを抑えてあげられます。
2.種まき用土と種まき用セルトレイorポットは新品を使う
種から発芽したての植物は人間の赤ちゃんと同じでとっても病気に弱いです。
この時期に何か病害虫などのストレスを受けると、
後々株が大きくなってくる頃に異常が出てくる可能性もあります。
種まき用の土は、通常の草花用培養土のような肥料分はほぼ含まず、
病気の可能性が低い発芽に適した配合になっています。
セルトレイやポットは以前使ったものを洗って使うと、きれいに洗っていても
目に見えないウィルス等が残っている可能性があるため、
種まきに初めて挑戦する方ほど新しい土とセルトレイ・ポットを使いましょう
まずは清潔な環境を整えて種を蒔いてみてください☺
3.種をまく前に土を湿らせる
種が芽を出すには水(湿度)がとっても大事。
花苗を植える時は植え付け後に水やりをする事が多いかもしれませんが、
種まきでは先に土を湿らせておきましょう!
乾いた土で種まきをすると、水やりの時に種が水で流されてしまったり、
水やりが少なくて土が十分に水を含めずに発芽出来ないといったデメリットがあります。
購入したばかりの土は最初は水を吸収するのに時間がかかるため、
種まき用土を入れたセルトレイの下に、水をはったバットを敷いて給水(腰水)もオススメです。
種まき後はバーミキュライトや培土(ふるいにかけた細かい粒だとbetter)でまき穴に軽く土をかけます。
そうすることで、発芽まで種が乾燥しないように湿度を保ってくれます!
+α 発芽・幼苗の生育をグッと良くする!?フルボ酸
フルボ酸は腐植物質の一つであり、植物の根・茎・葉に必要なミネラルの吸収を助ける成分です。
発芽したパンジー・ビオラの苗は本葉が5~6枚出てきたら、ポット(3.5号サイズ)に移植します。
この時のポットへは、通常の草花用培養土を入れて移植を行いますが、
根張りを良くするフルボ酸を混ぜて使用する事でより丈夫でしっかりとした苗に育ちます。
フルボ酸⇒[根がぐんぐん伸びる素]
当店オリジナルの培養土⇒[最高級培養土 お花屋さんの土]
まとめ
✅種まきは8月中の曇の日 又は 夕方に行う
✅種まきに使う土や道具は新品で清潔なものを使う
✅種まき用の土は湿らせてから使う
🍀フルボ酸を活用してしっかりとした根張りの苗作りにチャレンジ
以上のポイントを参考に、是非パンジー・ビオラの種まきに挑戦してみて下さいね!