
台風が近づいてくると心配なのが、庭やベランダの植物。
強い風や大雨によって、
- 鉢が倒れる
- 枝が折れる
- 植木鉢や園芸用品が飛ばされる
- 植物が根元から傾く
といった被害が起こることがあります。
今回は、台風が来る前に確認しておきたいポイントを、鉢植え・庭木・ベランダ植物に分けてご紹介します。
① 鉢植えは「飛ばない・倒れない場所」へ移動

まず確認したいのが鉢植えです。
小さな鉢はもちろん、大きな鉢でも植物の枝葉が風を受けると、意外と簡単に倒れることがあります。
移動できる鉢は、
- 玄関内
- 軒下
- 建物の壁際
- 風が直接当たりにくい場所
などへ避難させましょう。
背の高い鉢は横倒しにしておく方法もあります。
複数の鉢をバラバラに置くより、低い位置にまとめておくと風の影響を受けにくくなります。
「鉢が重いから大丈夫」と思わないこと。
枝葉が大きい植物ほど風を受けやすいため、鉢の重さだけでは判断できません。
② ベランダは植物以外の園芸用品もチェック

ベランダガーデニングでは、植物だけでなく周囲のものにも注意が必要です。
ジョウロ、スコップ、空の鉢、鉢皿、ハンギング用品など、普段は問題のないものでも強風では飛ばされる可能性があります。
台風前には一度ベランダを見渡して、
「風で動きそうなものはすべて片付ける」
くらいのつもりで確認しましょう。
ハンギングバスケットや吊り鉢も、必ず下ろして安全な場所へ移動します。
排水口に落ち葉やゴミがたまっている場合は、雨が強くなる前に掃除しておくのも大切です。
③ 庭木は「折れそうな枝」を事前に確認

庭木の場合は、枯れ枝や細く伸びすぎた枝がないか確認します。
強風を受けると、弱った枝が折れて周囲の植物や建物を傷つけることがあります。
無理のない範囲で、
- 枯れ枝
- 傷んだ枝
- 極端に伸びた細い枝
などを整理しておきましょう。
若い庭木や植え付けて間もない木は、支柱が緩んでいないかも確認します。
ただし、直前の強剪定には注意
台風が来るからといって、一度に大量の枝を切る必要はありません。
植物への負担もあるため、基本は危険な枝を整理する程度にしておきましょう。
高い木や太い枝など、自分で作業するのが危険な場合は無理をしないことが最優先です。
④ 支柱・固定は「きつく縛りすぎない」
背の高い植物や若い庭木は、支柱を使って風対策をします。
ただし、幹を支柱にきつく固定しすぎると、風で揺れたときに幹を傷めることがあります。
植物が少し動ける程度の余裕を持たせながら、倒れないよう支えるのがポイントです。
支柱そのものがグラグラしていないかも確認しましょう。
鉢植えの場合は、鉢を壁際に寄せたり、鉢同士をまとめたりするだけでも対策になります。
台風前に確認しておきたい用品
支柱・結束用品・麻ひも・園芸用ロープ
なども用意しておくと安心です。
植物の大きさによって適した支柱も変わるので、迷った場合はスタッフにご相談ください。
⑤ 台風直後は「塩害」にも注意
台風が過ぎたあと、特に海に近い地域で注意したいのが塩害です。
強い海風によって塩分を含んだ水分が植物に付着すると、
- 葉先や葉の縁が茶色くなる
- 葉が急に傷む
- 新芽が枯れる
- 数日後に落葉する
といった症状が出ることがあります。
台風直後は元気そうに見えても、あとから症状が現れることもあるので注意しましょう。
台風が過ぎた後のポイント
海からの風を強く受けた可能性がある場合は、できるだけ早めに葉や枝を真水でやさしく洗い流します。
葉の表だけでなく、葉の裏側にも水をかけて塩分を落としてあげましょう。
鉢植えで塩分を含んだ水が土に入り込んだ可能性がある場合は、水はけを確認したうえで、真水をたっぷり流して塩分を排出させます。
海沿いにお住まいの方は、台風後のチェック項目に「植物を真水で洗い流す」も加えておくと安心です。
台風前の防災チェックリスト

台風対策で一番大切なのは、
「まだ風が弱いうちに準備すること」
です。
雨や風が強くなってから屋外で鉢を移動したり、庭木を固定したりするのは危険です。
台風の予報が出た段階で、少し早めに庭やベランダを確認しておきましょう。
店頭では、支柱・麻ひも・結束用品・園芸用ロープ・鉢底石・培養土・剪定用品など、植物の台風対策や台風後のお手入れに役立つ園芸用品も取りそろえています。
「この鉢はどう固定したらいい?」
「庭木にどの支柱を使えばいい?」
「台風で傷んだ植物をどうしたらいい?」
そんなときは、植物やお庭の写真をお持ちいただき、店頭スタッフまでお気軽にご相談ください。
植物もお庭も、人も安全第一。
早めの準備で、大切な植物を台風から守りましょう。









