葉牡丹リースの魅力とは?
葉牡丹リースの魅力は、冬の花ともいわれている葉牡丹。寒さにとても強く、冬のガーデニングに適しています。ちなみに花言葉として「縁起が良い」「祝福」等、お祝いにぴったりなお花として、ギフトをはじめクリスマス、新年をお迎えするお正月には彩を奏でる演出のメイン一役と素敵な玄関飾り&リースアレンジメントとなることでしょう。
葉牡丹リースとは?
アブラナ科のアブラナ属の多年草である葉牡丹(ハボタン)をリースの形に育て(植え付け)たものです。リース台(メッシュプランター、コンテナリースなど)へ培養土を入れて、葉牡丹の種を直接蒔く種まきから育てる方法があります。(残念ながらすでに蒔き時期でありません。適期は8月後半~9月中旬)これからの時期はリース台とお好みの葉牡丹苗をお求めになり、寄せ植えをする方法のお勧めとなります。
葉牡丹の特徴と種類
葉牡丹は、夏にタネをまいて育て、寒くなるとともに色づく葉を冬から春にかけて観賞する植物です。
キャベツの仲間である非結球性ケールから改良されたと考えられています。日本には江戸時代に食用として渡来しましたが、その後は観賞用として改良されてきました。
冬枯れの庭に彩りを添えてくれる数少ない貴重な素材とした葉牡丹。
かつては大株を花壇や鉢に植えつけて楽しむのが主流でしたが、矮化剤の利用や品種改良により小型化が進み、3号程度のビニールポットで小さく仕立てられたものが主流となっております。
寒さに強く、屋外で管理できます。
種類
‘スプレー葉牡丹’
品種ではなく1ポットに何本もの葉牡丹が植わった仕立ての物を言います。リースを始め寄せ植えにもバラして使えるので非常に便利な葉牡丹。

‘ファーストレディ’
紫の濃淡とフリルが印象的な葉牡丹。作り方で大型にも小型にも出来るのでポットをはじめ、切り花でも流通しています。

‘フレアホワイト’
寒くなると緑の部分がほとんどなくなり、クリームがかった白一色になるので、非常に美しい。スプレータイプでの流通が盛んな為、手に入りやすくリースや寄せ植えにおすすめ。

葉牡丹リースの作り方
必要な材料と道具
●メッシュプランター
根付きの苗を植えるリースにはメッシュプランターといって金属のメッシュでできた型に麻布を取り付けた特殊なプランターを使います。形はラウンド、クレセント、ハート、スクエアなどと様々です。リースでは主にラウンドのタイプを使用します。
●ハンギング用のスタンド
メッシュプランターだけでは自立しないのでハンギング用のスタンドにフックを取り付けて飾ります。
●背丈の低い植物
葉牡丹をメインにカラーリーフや背丈の低い花なども入れても良いです。
ラウンドで作成する場合は背丈の低い植物を使用します。
おすすめの植物は後ほどご紹介します。
●ミズゴケ
土がこぼれないように植えた後に土を覆うのに使用します。
●培養土
ハンギング用などの軽く保水力のある培養土がおすすめです。
手順とポイント(ギャザリングの応用法なども)
1 植物を選び苗をプランターに合わせ配置します。
2 メッシュプランターに少し土を入れます。
3 苗をポットから抜き、土を少しほぐします。
土の入るスペースが少ないので場合によっては水で土を落とします。
4 土を少しずつ入れながら植物を入れていきます。
5 すべて入れ終わったら植物の周りにミズゴケを濡らし、つけていきます。
6 桶などに水を張りしばらく浸け込みます。
なければしっかりと水をやりましょう。
育て方と管理方法
日常のお手入れ&お水やりポイント
●水やりに気をつける
葉ボタンは乾燥を好みますが、リースなどのハンギング資材の場合は乾きやすいので、
土の表面が乾いたら水をあげます。 葉に水がかかると痛むことがありますので、根元へたっぷり、そしてそっと水を注ぎましょう。表面を水苔などで覆う場合は中が乾いているか分かりにくいので、わからない時は触って確認しましょう。
●枯れ葉や古い葉を取り除く
水切れが酷いと、下の葉がシナシナになり、その後葉が黄色くなり枯れます。枯れり黄ばんだ葉は、病気を防ぐためにもこまめに取りましょう。
長持ちの秘訣
葉牡丹は寒さに強く冬でも元気に育つ植物ですが、ちょっと気をつけてあげるだけでぐっと長持ちします。
●適切な置き場所
寒い時期はしっかり日に当てます。多少の霜は問題ありませんが、カチカチに凍ってしまう場合は葉が痛むので養生をしてあげましょう。非難させてあげると良いです。また、屋内へは入れないないでください。病害虫発生の原因や一気に育ってしまい形が崩れます。
●肥料が控えめに
冬場は成長が緩やかなので、肥料はあまり必要ありません。肥料が効きすぎると緑色になってしまう原因にもなります。春になって成長が始まるまでは、 肥料を控え、形を安定させます。
病害虫などの対策
●葉牡丹リース病害虫の対策
ハボタンの主な害虫、アオムシ、アブラムシ、カメムシ、ヨトウムシ、コナガなど。
寒い時期ですが最近は暖冬なので、病害虫のリスクはゼロではありません。あると便利なのが「ベニカAスプレー」です。
上記の虫全てに登録もあります。もちろんハボタンに対しての登録もあります。
リースで楽しむ際には病気の薬品散布は特に必要ないかと思いますが地植えや大きな鉢へ植え替えで花も長く楽しみたい方は、植えつけ時に病原菌に対応の「石原フロンサイド」や春の気温上昇でベト病が出やすくなりますのでその際は「サンボルドー」を使用する方法もあります。
寄せ植えで叶えるリーススタイル
季節ごとの葉牡丹の楽しみ方
基本的に一年草扱いとなり、春になったらリースから株を取り出します。
2~3月に茎が伸びてツリーのような姿になり、さらに暖かくなると黄色い花(菜の花)を咲かせます。
花が終わった後は、次のシーズンに向けて踊り葉ボタンに仕立てる楽しみ方があります。
4月半ば頃に花が咲き終わったら花の下で剪定し、別の鉢に植え替えます。
すると5月中旬頃にはわき芽が伸び始め、新芽の先にまた葉ボタンが出来て独特な姿が素敵な踊り葉牡丹となります。
寄せ植えのコラボGFいち推し苗
●スイートアリッサム
甘い香りが漂う冬花壇の名脇役。小さな花がたくさん咲き、こんもりと茂る姿です。白をはじめに、クリーム色、紫、ピンクなどの花色があり、リースの雰囲気によって色が選べる頼もしさです。
●ビオラ
寒さに強く花色や形が豊富で選択肢が多いのが魅力。可愛らしいものも格好良いものもアンティークっぽくも出来ますよ!
●黒葉スミレ(ラブラドリカ)
深い色の葉にスミレ色の花のコントラストが美しい宿根ビオラ。シックなリースによく合います。
●クッションブッシュ(プラチーナ)
銀色の細かい枝がたくさん集まったような面白い姿。秋から冬の生長が緩むので、リースに入れても形が崩れません。
●シルバーレース
雪の結晶を思わせるレースのように繊細なシルバーリーフ。淡い色使いのリースに入れると優しい雰囲気になります。
●ワイヤープランツ
細い枝に小さな葉をつけ、旺盛な生命力で庭や寄せ植えの定番。耐寒性はマイナス5℃まで。ピンクの斑が入った“スポットライト”という品種もあり、特に葉ボタンリースによく合います。
●アイビー
丈夫で有名な常緑低木。葉の形や色、斑の入り方も多様で品種によって異なる姿を楽しめます。
●イベリス(ブライダルブーケ)
純白の花が次々咲く常緑低木。濃いグリーンの葉も寄せ植えのアクセントになります。ピンク系と合わせればとても甘い寄せ植えになります。
●カトレアクローバー
常緑多年草。春に花が咲きます。割とコンパクトにまとまり、使い勝手が良い。銅葉品種もあり、葉ボタンによく合うが夏の葉は緑になります。
●ロニセラ クラシフォリア
小さくツヤツヤした丸い葉が可愛い常緑低木。寄せ植えに動きを足してくれる這性です。冬には紅葉もします。
●ミニ葉ボタン
葉ボタンもサイズ、色、形、質感が多様です。バラのようなフォルムの葉ボタンを使えば品の良いリースが出来あがります。