公開日: 2026年1月11日 - 最終更新日: 2026年1月17日

2月に咲く花まとめ/寒さに強く、今が見頃の花たち

グリーンファーム運営担当
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はじめに

一年で最も寒さが厳しい2月。それでも、庭や街角をよく見渡すと、静かに花を咲かせている植物たちの姿に気づきます。凍える空気の中で咲く花は、どこか凛として、見る人の心をあたためてくれる存在です。
「春はまだ先」と思いがちなこの季節ですが、実は2月は花の魅力をじっくり味わえる時期。今回は、寒さに負けず2月に見頃を迎える花たちを、育てやすさや楽しみ方とともにまとめてご紹介します。

寒さに強く、2月が見頃の花たち

●クリスマスローズ
寒さが最も厳しい冬から早春にかけて花を咲かせる多年草です。うつむくように控えめに咲く花姿と、白や淡いピンク、深い紫、ボルドーなど落ち着いた色合いが特徴で、冬の庭に静かな気品をもたらします。耐寒性が高く、半日陰でも育てやすいため、初心者にもおすすめ。地植えにすれば毎年花を咲かせ、年月とともに株が充実していく楽しみも味わえます。
●パンジー、ビオラ
パンジーとビオラは、秋から春まで長く咲き続ける、冬の庭やベランダに欠かせない草花です。寒さに強く、特に冬の時期は花色が締まり、いっそう美しく見えるのが魅力。パンジーは花が大きく存在感があり、ビオラは小花で可憐な印象です。日当たりのよい場所で育て、花がらをこまめに摘むことで、次々と花を咲かせてくれます。寄せ植えにも向き、季節の彩りを気軽に楽しめます。
●スノードロップ
冬の終わりを告げるように咲く、可憐な球根植物です。雪を押し分けるように伸びた茎の先に、白く小さな花を下向きに咲かせる姿はとても愛らしく、早春の庭に静かな感動を与えてくれます。寒さに強く、落葉樹の下など半日陰の場所でもよく育つのが特徴。地植えにすれば毎年自然に増え、季節の移ろいを感じさせてくれる、春の訪れを知らせる花です。
●クロッカス
冬の寒さが残る頃から地面近くで花を咲かせる、早春を代表する球根植物です。黄色や紫、白など明るい花色が多く、まだ色の少ない庭にぱっとした彩りを添えてくれます。背丈が低く、風に強いのも魅力のひとつ。日当たりと水はけのよい場所を好み、地植えにすると毎年花を咲かせます。花が開く様子から、春の気配をいち早く感じられる存在です。
●デージー
丸みのある花姿が愛らしい、冬から春にかけて楽しめる草花です。白やピンクを中心としたやさしい色合いで、庭や鉢植えを明るく彩ってくれます。寒さに強く育てやすいため、園芸初心者にもおすすめ。日当たりのよい場所で管理し、花がらをこまめに摘むことで、次々と花を咲かせてくれます。素朴ながら心を和ませてくれる存在です。
●アネモネ
澄んだ花色と繊細な花姿が魅力の、冬から春にかけて咲く球根植物です。赤や青、紫、白など発色のよい色合いが多く、まだ色の少ない季節の庭やベランダに華やかさを添えてくれます。日当たりと水はけのよい場所を好み、適度な水やりで元気に育ちます。切り花としても楽しめ、冬の光の中で凛と咲く姿が印象的な花です。
●ラナンキュラス
幾重にも重なる花びらがほどよく締まり、花色が最も美しく映える季節です。赤やピンク、黄色、白など発色がよく、冬の庭や鉢植えに華やかさを添えてくれます。寒さに比較的強く、日当たりと水はけのよい場所で育てるのがポイント。切り花としても長持ちし、春の訪れを感じさせてくれる存在です。

冬の花を美しく見せる寄せ植えにおすすめの花材

ここでは色・形・季節感を引き立ててくれる、おすすめの花材をタイプ別にご紹介します。「少し足してみようかな」と思えるような、取り入れやすい組み合わせを意識しました。2月の寄せ植えは、「今の美しさ」と「春への期待」を同時に楽しめるのが魅力です。寒さに強い植物を選び、季節感のある一鉢に仕上げましょう。冬の光の中で、ゆっくり育つ寄せ植えを楽しんでみてください。

ふんわり優しい印象に仕上げたいとき

・アリッサム
小花がこんもりと広がり、足元をやさしく包み込みます。白や淡い紫を選ぶと、全体が明るく上品に
・バコパ
春に向かって広がり、軽やかな動きをプラス。控えめな存在感なので、主役を邪魔しません。
・ネメシア
香りと柔らかな色合いで、寄せ植えに春の気配を添えてくれます

花の色を引き立てるシルバーリーフ

・シルバーレース
繊細なシルバーリーフが、寄せ植え全体を洗練された印象に。寒い季節の光をやさしく受け止めてくれます
・シロタエギク(ダスティミラー)
ふわっとした白銀の葉が、鮮やかな花色をしっかり受け止めてくれます
・エレモフィラ
少し青みのあるシルバーが特徴。落ち着いた大人っぽい寄せ植えにしたいときにおすすめです
・ラミウム
シルバー模様の入った葉が明るく、足元をきれいにカバー。半日陰でも使いやすいのが嬉しいポイントです

華やかさをプラス!色鮮やかなお花たち

・チューリップ
寄せ植えの中で高さと存在感を出してくれる、春の象徴的な球根。咲くまでは葉だけなので、冬の景色を邪魔せず、春に一気に華やぎます
・キンギョソウ
縦に伸びる花穂が寄せ植えに動きをプラス。赤や濃いピンクは、シックな冬景色の中でよく映えます
・プリムラ
花色が豊富で、寄せ植えにリズムを生みます。寒さに強く、冬の玄関先でも安心して楽しめます
・ストック
寒さの中でも凛と立ち上がる花姿と、ふわっと漂う香りが、冬の寄せ植えに確かな華やぎを添えてくれます
・ムルチコーレ
日差しを浴びると花が開き、曇りや寒い日は少し控えめに——その姿が、2月の空気感によく似合います

ナチュラルさを出したいとき

・ヘデラ
つる性の葉が鉢から自然に流れ、動きのある寄せ植えに。どんな色にも相性がよく、失敗しにくい存在です
・ユーフォルビア
小さな花と軽やかな葉が、抜け感をプラス。甘くなりすぎず、大人の寄せ植えに仕上がります
・ムスカリ
小さな粒状の花が可愛らしく、パンジー・ビオラの足元にぴったり。青や紫の色合いが寄せ植えを引き締めてくれます
・カレンジュラ(キンセンカ)
オレンジや黄色の鮮やかな花色が特徴で、寒さに比較的強く、冬〜春まで長く咲き続けます。どこか野の花のような親しみがあり、ナチュラルな寄せ植えにぴったりです

●寄せ植えを美しく見せる小さなコツ

・背の高いもの・丸いもの・流れるものを意識して配置
・色数は3色程度に抑えると上品にまとまる
・葉色(シルバー・濃緑)を加えると、花色が引き立つ
・球根は少し深めに植える(根付き苗の下や隙間に)

冬から春へ、長く楽しむためのひと工夫

寒さに強い花でも、霜や雪が続くと株が弱ることがあります。そんな時は不織布をふんわりかけて保温を。花がら摘みをこまめに行うことで、次の花芽が育ちやすくなります。
2月後半には緩効性肥料を少量与えると、春の生育がぐっと良くなります。冬の静かな手入れは、春の華やかさへの贈り物。植物と向き合う時間そのものが、心を整えてくれます。

まとめ・締め

寒さの中で咲く花たちは、決して派手ではありません。それでも、その凛とした姿は、日々の暮らしに静かな勇気とやさしさを届けてくれます。
2月の庭やベランダに、寒さに強い花を迎えてみましょう。冷たい風の向こうに、確かに春が近づいていることを感じられるはずです。あなたの暮らしにも、この季節ならではの彩りを。

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グリーンファーム運営担当

グリーンファームラボ運営担当者です。 これからたくさんの植物の欲しいと知りたいがわかる情報をお届けいたします!
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