
涼しい風が心地よく感じられる10月。夏の花を楽しんだ花壇や鉢を、秋冬の花に植え替えたくなる季節です。
せっかく植えるなら、春まで長く楽しめる花を選びたいですよね。今回は、秋の植え付けにおすすめの花苗を10種類ご紹介します。玄関の鉢植えから庭の花壇まで、お気に入りの花で彩ってみませんか?
※横浜など比較的温暖な地域を想定したご紹介です。開花時期や冬越しの方法は、品種や栽培環境によって異なります。真冬に花が少なくなり、春に再び咲く植物も含みます。
- 1. 10月は秋冬の花を植える準備を始めよう
- 2. 1.パンジー|大きな花で鮮やかに演じる人気役者
- 3. 2.ビオラ|小さな花で賑やかに踊っているかのような雰囲気に
- 4. 3.ガーデンシクラメン|圧倒的な存在感
- 5. 4.スイートアリッサム|花壇や寄植えに深みを与える
- 6. 5.ストック|花の高さと香りを楽しむ個性派
- 7. 6.ネメシア|やさしい色で季節を彩る
- 8. 7.キンギョソウ|ふっくらした花で立体感を演出
- 9. 8.ナデシコ|秋と春で花を楽しめる
- 10. 9.バコパ〈ステラ〉|鉢の縁に小花を添える名脇役
- 11. 10.プリムラ・ジュリアン|足元に明るい彩りを醸し出す
- 12. 春まで長く楽しむための3つのポイント
- 13. お気に入りの花で、秋から春の庭づくりを
10月は秋冬の花を植える準備を始めよう
秋に植えた花苗は、寒さが本格化する前に根を張ることで、冬を迎える準備ができます。
ただし、10月でも日中の暑さが続くことがあります。パンジーやビオラなど涼しい気候を好む花は、気温が落ち着いてから植え付けましょう。カレンダーだけで決めず、その年の気温や苗の状態に合わせることが大切です。
1.パンジー|大きな花で鮮やかに演じる人気役者
一輪でも存在感があるパンジー。黄色や紫、白などの定番色に加え、フリル咲きや落ち着いた色合いの品種もあり、選ぶ楽しさが広がります。
花壇にまとめて植えれば華やかに、鉢植えなら玄関先の主役に。花色を二色ほどに絞ると、まとまりのある植栽になります。
日当たりのよい場所で育て、咲き終わった花は花茎の付け根から摘み取りましょう。
2.ビオラ|小さな花で賑やかに踊っているかのような雰囲気に

小さな花が次々に咲くビオラは、軽やかな雰囲気が魅力。鉢植え、ハンギング、花壇の縁取りなど、さまざまな場所で楽しめます。種類も多く賑やかな装いを醸し出してくれます。
小花を生かしてアリッサムと合わせたり、チューリップの球根と一緒に植えたりするのもおすすめです。春には、ビオラの上からチューリップが顔を出す景色を楽しめます。
植え付け時は株を詰め込みすぎず、春に大きく育つための余裕を残しましょう。
3.ガーデンシクラメン|圧倒的な存在感

花びらが上を向く独特の姿と、模様のある葉が美しいガーデンシクラメン。赤やピンクなら華やかに、白ならすっきりと上品な印象に仕上がります。
一般的な室内用シクラメンより寒さに強いものの、強い霜や凍結は苦手です。鉢植えなら、冷え込みが厳しい日は軒下などへ移動すると安心です。
植えるときは株元を深く埋めず、水やりは花や株の中心を避けて、土へ与えましょう。
4.スイートアリッサム|花壇や寄植えに深みを与える
小さな花が集まって咲くスイートアリッサムは、寄せ植えの足元にぴったり。主役の花の間をやわらかくつなぎ、鉢全体にまとまりを出してくれます。
白はさまざまな花色に合わせやすく、紫やピンクなら落ち着いた雰囲気にも。鉢の縁から少しこぼれるように配置すると、自然な仕上がりになります。一般的なスイートアリッサムと、生育旺盛な改良品種では広がり方が違うため、苗のラベルを確認して植える間隔を決めましょう。
5.ストック|花の高さと香りを楽しむ個性派
花が縦に並んで咲くストックは、寄せ植えに高さを出したいときにおすすめ。パンジーやアリッサムと組み合わせると、花の形に変化が生まれます。
甘い香りも魅力で、玄関や通路のそばなど、近くで楽しめる場所に飾りたい花です。一重咲きと八重咲きがあり、雰囲気に合わせて選べます。
草丈や枝分かれの仕方は品種によって異なります。長く楽しむには、咲き終わった花を取り除き、株を清潔に保ちましょう。
6.ネメシア|やさしい色で季節を彩る
小さな花を穂状に咲かせるネメシア。白やピンク、紫などの花色があり、やわらかな雰囲気の寄せ植えによく合います。香りを楽しめる品種もあります。
秋から春まで楽しみたい場合は、宿根性のあるタイプを中心に選び、耐寒性も確認しましょう。
日当たりと風通しのよい場所で管理し、強い霜や凍結が心配な場所では鉢植えにすると移動しやすくなります。
7.キンギョソウ|ふっくらした花で立体感を演出

金魚を思わせる、ふっくらした花がかわいらしいキンギョソウ。花色が豊富で、明るい花壇にも、やさしい色合いの寄せ植えにも使えます。
コンパクトな品種は鉢植えや花壇の手前に、背が高くなる品種は花壇の奥に。植える場所に合わせて草丈を選ぶのがポイントです。
秋に咲いている苗を植えると、冬に花が少なくなっても、春の開花を楽しめる場合があります。日当たりのよい場所で育てましょう。
8.ナデシコ|秋と春で花を楽しめる
花びらの縁に切れ込みが入るナデシコは、繊細な表情が魅力。ピンクや白、赤などがあり、洋風の鉢にも、自然な雰囲気の庭にもなじみます。
秋から翌春まで楽しむなら、四季咲き性のある品種がおすすめです。真冬は花が休むことがありますが、春に気温が上がると再び動き始めます。
日当たりと水はけのよい場所で育て、冬は土の乾き具合を確認しながら水やりをしましょう。
9.バコパ〈ステラ〉|鉢の縁に小花を添える名脇役
白や淡い紫などの小花を咲かせるバコパは、鉢の縁やハンギングにおすすめ。枝が伸びる姿を生かすと、寄せ植えにやわらかな動きが出ます。
大きな花のパンジーと合わせれば、小花との対比も楽しめます。白花なら、主役の色を引き立てやすい組み合わせです。
秋冬は日当たりのよい場所で育てましょう。耐寒性は品種によって違うため、冬越しの条件を確認し、厳しい冷え込みには対策をします。
10.プリムラ・ジュリアン|足元に明るい彩りを醸し出す

葉の中心に花が集まって咲くプリムラ・ジュリアン。黄色やピンクなど明るい色がそろい、小さな鉢でも華やかに楽しめます。
背が低いので、寄せ植えの手前やテーブルの上に置く鉢にもぴったりです。八重咲きなら、花束のような雰囲気になります。
入荷時期は地域や年によって異なり、10月にそろわない場合は晩秋に加える楽しみ方も。霜を避けられる日当たりのよい場所に置き、水は花にかけず土へ与えましょう。
春まで長く楽しむための3つのポイント
冬の日当たりを確認する
秋には日が当たる場所でも、冬になると建物の陰に入ることがあります。植える前に、冬も日差しが届く場所か確認しましょう。
水やりは土の乾き具合を見て
気温が下がると、土は夏ほど早く乾きません。毎日決まった量を与えるよりも、土を確認してから水やりを。冬はできるだけ午前中に行いましょう。
花がら摘みと適切な追肥を
咲き終わった花を取り除くと、見た目が整うだけでなく、次の花を楽しむことにもつながります。肥料は使用する商品の説明に従い、植物の生育に合わせて与えてください。
お気に入りの花で、秋から春の庭づくりを
花苗を選ぶときは、花色だけでなく、草丈や広がり方にも注目してみてください。
高さのあるストック、主役になるパンジー、足元を彩るアリッサムなど、違う姿の植物を合わせると、奥行きのある寄せ植えになります。
グリーンファームで、植える場所や好きな雰囲気に合わせて花苗を選んでみませんか?組み合わせや育て方に迷ったら、お気軽にスタッフへご相談ください!









