公開日: 2025年3月6日 - 最終更新日: 2025年3月7日

春を彩るミモザの魅力と人気の品種

グリーンファーム運営担当
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はじめに

そろそろ春を感じつつあるこの季節に一足早く鮮やかな黄色のふわふわなお花を咲かせて目を楽しませてくれるミモザ。

切り花やブーケのイメージが強いかと思われますが、コツを抑えれば実はご自宅でも育てることができます!

 

ミモザの魅力と特徴

ミモザの特徴

ミモザの特徴は、何といってもその明るい黄色の花。一目見ただけで元気になります!小さな丸い花が集まって、ボンボンのように見えるのが魅力的。葉は細かく、柔らかい緑色をしており、繊細ながら優しい印象です。寒い冬を乗り越え、春を迎えるこの花は、まさに春の兆し。

特別な日の花として

ミモザの鮮やかな黄色には、「幸せ」や「希望」の象徴という意味合いがあります。また、その香りや形も特別感を引き立てるため、特別な日の贈り物として気持ちを伝える完璧な選択肢ですよ!

ミモザの香りと花言葉

ミモザの花言葉は「感謝」や「友情」。そのシンプルなワードが心に刺さりますね!また、ミモザの香りは甘さと清々しさがバランスよく調和しています。強すぎず、ふわっと香るため、部屋に飾っていると心地よい空気感が。どことなく蜂蜜やアカシアのような甘い香りも感じられ、リラックスすること間違いなし!

ミモザの切花の魅力

ミモザの切り花は手入れが簡単。水を定期的に替えるだけで特別なケアは不要なのに、鮮やかな黄色を長く楽しめます。また、葉は比較的丈夫なので、花が枯れた後も緑色が残り、しばらくはその柔らかな葉っぱを楽しむことができます。枯れた後でも、枯れた花と葉っぱが織りなす素朴でナチュラルな美しさが出てくるのでドライフラワーとしても優秀です。初心者でも気軽に楽しめ、時間が経つごとに変化する姿を楽しめるのもミモザの魅力です!

ミモザの種類紹介

人気のミモザ

ギンヨウアカシア

ギンヨウアカシアは、マメ科アカシア属の正式和名で、いわゆる「ミモザ」と呼ばれているものは、このギンヨウアカシアの事をさします。

春先に鮮やかな黄色い花が咲き誇り、春の訪れを告げます。また、葉も銀色でキレイで春以外のシーズンも観賞価値が高いです。

プルプレア

銀葉アカシアの紫葉タイプで、新梢の芽だし時には紫色の葉がとりわけ美しい品種です。

夏の葉は銀青色が強くなります。開花時には黄色の小さな花が集まった花房を枝いっぱいに咲かせ、輝くような明るさです。

切花にも好まれ、常緑で銀青色の羽毛のような葉が美しく、シンボルツリーにも最適です。

コンパクトで育てやすいミモザ

アカシアテレサ

今ひときわ人気の品種「テレサ」。わい性種なのでコンパクトにまとまります。H1.5mくらいに収まるので、鉢植えでも良いので、ベランダにも置けますね!

ブルーブッシュ

ブルーブッシュは、鮮やかなシルバーブルーの葉が特徴で、分枝性も旺盛です。
春の開花期には木一面に黄色い花を咲かせます。
可憐な花は勿論ですが、花時期でなくても大変見栄えがして葉だけでも十分価値があります。

特別な魅力を持つミモザ

パールアカシア

パールアカシアは真珠葉アカシアとも呼ばれ、丸く美しい葉が特徴的な植物です。春には比較的大きな球状の黄色い花を可愛らしく咲かせます。

まとまりやすい樹形で剪定の必要があまりなく、初心者でも育てやすいアカシアです。ただし、乾燥に敏感で簡単に葉を落とすので、水切れには注意しましょう。

三角葉アカシア

三角葉アカシアは、オーストラリア原産のアカシアの一種です。三角の形をした、シルバーリーフの葉がかわいくて、見た目が特徴的です。

ブッシュ状に生長し、株元から広がるように扇状になります。あまり背が高くならないので、鉢植えにも向きます。

ミモザの育て方と注意点

鉢植えと地植え

ミモザは日当たりのよい場所を好みます。日照不足だと花がつきづらくなるため、植え付け場所には気を付けましょう。

植え付けの時期は4~5月、9~10月が適期です。

ミモザは成長が早い割に根の張りが浅いため、風当りが強い場所だと枝が折れたり最悪の場合倒木の危険性があるため、できるだけ風当りの弱い場所に植えるか、しっかりとした支柱をつけるようしましょう。

あまり大きくなってほしくないけど、こまめに剪定ができないという方には鉢植えもおすすめです。土の量が限られるので比較的コンパクトに育てられます。

それでも成長が早く鉢が根でいっぱいになりやすいので年に1度植替えが好ましいです。

肥料や水やりのポイント

水はけさえよければ土質をそこまで選ばずに育ちます。

植え付けの際に少量の有機肥料を元肥として与えましょう。基本的に追肥は不要ですが、もし上げる場合、ミモザはマメ科なので根に共生する根粒菌が窒素分を作るため窒素の少ない肥料を花後に追肥として与えます。

お水やりは植え付けてから1年ほどは、土の表面が乾いたらたっぷりあげるようにします。根がしっかり張ってからは自然の降雨でも育ちますが、極端に雨が降らなかったり、乾燥している場合はたっぷりあげましょう。

剪定のポイント

ミモザは成長が早く、種類によっては5~10mに成長するポテンシャルがあります。

また根の張りに対して枝が大きく広がるため、伸ばしすぎると枝が折れたりして危険です。花が終わった4月から、7月には花芽が形成されてしまうため遅くても6月下旬ごろまでには樹形を整え込み合っている枝を選定しましょう。

7月以降に剪定すると翌年の花付きが少なくなってしまうので注意です!

適切な剪定をすることで大きくなりすぎず、お庭で素敵なお花を楽しむことができます。

注意するべき害虫

ミモザにはカイガラムシがつきやすいです。幹につくと樹液を吸汁して木を弱らせてしまいます。

またカイガラムシの排泄物からカビが発生してすす病になる可能性もあります。

見つけた際には早めに適切な薬剤散布をしましょう。

 

まとめ

育てるのは難しそう?と思われるミモザ。

でもコツを抑えればご自宅でふわふわのお花を楽しむことができます。

たくさん種類がありますので、お好みやご自宅の状況に合わせて選んでミモザの魅力をお庭で楽しむのはいかがでしょうか!

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グリーンファーム運営担当

グリーンファームラボ運営担当者です。 これからたくさんの植物の欲しいと知りたいがわかる情報をお届けいたします!
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